保険会社の株式会社化 [保険のお話]

保険担当佐藤徳です(@@)

また、寒い日です。

もう交互過ぎて寒いのか暑いのかも解りません[あせあせ(飛び散る汗)]

せめて、桜が咲いてからは雨が降らない事を祈ります(^^)

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第一生命株の売り出し価格が決まりましたね。

今までは、「仲間で集めたお金で、困っている仲間を助けましょう」という相互扶助の精神が生命保険の大原則でした。

しかし、少子高齢化のいま、「仲間」の人数が減っていくと、助けることもできなくなります。

そこで、株式会社になり「第三者」からもお金を集めることによって補おうとしているわけです。

国内の第三者がダメなら、海外の「仲間」と助け合おう。

海外の「仲間」もダメなら、海外の「第三者」からお金を集めよう


もちろん、タダでお金をくれるお人好しはいませんから、


「仲間」には、株式会社だから出せる安い医療保険や高利率のリスク商品など競走力のあるものを提供し。

「第三者」には、集めたお金でほかの保険会社を買収したりして儲けを返す。


ただし、自分の会社が海外に買収されるとまずいので、

仲のいいみずほFGや、損保ジャパンに一定比率の株式を持っててもらう。


こんな図式ですね。



一見理想的に見えますが、

短期間で運用利益を出す義務があることや、買収されるリスクがあることから

不安定な保険会社と判断される危険性もあります。


とにかく、最初の半年から1年が勝負ですね。特にインド、中国など海外での展開が。

そこで抜け出られたらしばらくは独り勝ちでしょう。


競馬競輪、ロードレースで言う「逃げ」をうった状態。

逃げ切れればぶっちぎり優勝。

後半戦に息切れすれば追い付かれて飲み込まれる。



業界の人間として、とても気になるところです。
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