GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 [読書感想文]

モリーフ佐藤です(^.^)

GWも終わり、街はゆるゆると現実に戻りつつあります。
千葉だからでしょうか・・・

時間の感覚は東京と千葉では違うみたいです。
どちらにも良さはあるのですけど[るんるん]

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少し前に買って斜め読みした本たちを、GWを使ってゆっくりと読み返してみました。

その中の一冊。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代(アダム・グラント)

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そこそこ売れた本なので、
ご存知の方もおられるかもしれません。

大筋から言えば、他人から多く奪う人よりも、他人に多くを与える人の方が結局は多くの富や尊敬、良き仲間を得る。という内容です。


今回読み返して肚に落ちた文章は、

親密なつながりよりも、ゆるいつながりの方が新しい情報と成長をもたらす」
というもの。


アメリカのいくつかの企業で、ある実験が行われました。それは管理職の社員に対し「疎遠になっている仕事上の知人に連絡をしてアドバイスを貰う」という実験です。
疎遠になっているということは何か意味があって疎遠になっているわけなので、管理職の皆は難色を示したのですがいざ連絡を取ってみるとみな協力的で、素晴らしく有益な情報とアイデアが集まったのです。
「ゆるいつながり」の者どうしは普段全く離れて別の活動をしている為にそれぞれ新しい経験を積み重ねており、久々に連絡を取り合うことによって幅広い経験と知識が集約された訳です。

逆に密接なつながりの者はいつも近くにいるので同じ経験をしていることが多く、
新たな経験や知識を得ることには向いていません。



この本によると
「ギバー」(与える人)は良好なゆるいつながりを持つようになるのです。

ギバーから久々に連絡があると相手は喜び、さらにそれがアドバイスを求めるようなものならばより一層喜んで協力します。

ゆるい「喜びの連鎖」が幸せをさらに増幅させる。


著者曰く、昔に比べてネットワークの進んだ現代では悪評などもすぐに広まってしまうが、良いつながりも昔よりもずっと時間をかけずに出来る様になっている。
昔は情報が無かったので数十年かけないと築けなかった「信頼」が、もっと早く得られるようになっている。との事。


ギバー(与える人)にとって、今は悪い時代じゃないようです。




今でしょ!!(古っ)


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