はかなくも明日の命を頼むかな・・・ [日々の出来事]

モリーフ佐藤です(;。;)

アルジェリアの人質事件。残念でなりません。

しかし、文化の違いとはこういうものです。

簡単に「グローバル化」と、お祭りのように言いますが、現実は未知との遭遇なのです。

私自身が外語大で台湾に6ヵ月いただけでその文化の違いにガクゼンとしました。

「通訳は言葉を翻訳するだけでなく、文化の摩擦と向き合う仕事」と分かったとき、「無理だ・・」と思いました。

国際化は避けられない道ですから、敢えて言うならその怖さ・意味をもっと知るべきです。

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先日ドラマ化されたJIN-仁-の原作漫画を読みました。

現代の医師が江戸時代末期にタイムスリップしてしまい、時代を変えてしまうことに恐れを抱きながらも市井の町医者として人々を救い、時代の渦に巻き込まれ維新の中心人物にまで関わる者として生きるというSFストーリーです。

医術と生死を中心に据えたストーリのためか、印象的だったのは、簡単に人が死ぬ時代だったということです。

例えば、

子供が武士に泥をかけた、バカにした、ちょっと目立ったことをした、商いで大きく儲けた。

それだけでも無礼打ち、辻斬り、かどあかし、投獄されて死ぬ時代。

自分にも家族にも明日があるかどうかも分からない時代。

日々を必死に生きる時代。

そんな時代に吉原という街が異様な程のエネルギーを孕んでいた理由がわかるような気がしました。

薩摩の殿様、日新公が書いた「日新公いろはうた」の一つ

「はかなくも明日の命を頼むかな 今日も今日と 学びをばせで」

(明日がある保証は無い。だから今日学びなさい)

明日があるのが普通のような今の世の中。


アルジェリアの事件を含めて考え直さなくては、です。



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